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訪問看護師はチームワークがとても大切な仕事です

起業家

Ryuichi Yamakawa

山川 竜一

株式会社 ゆいんちゅ 代表 勤務

2006年3月 卒業

INTERVIEW

訪問看護師として一人でも多くの笑顔をみたい

看護体験に参加しリアルな現場に感動してから、本気で看護師を目指すことになりました

私が看護師を目指したキッカケは、看護師の親戚が回りに多かったので、話の中で医療の現場に興味を持つ機会が日常的にあったことだと思います。
特に親戚の兄が看護師の仕事について良く聞かせてくれたのですが、いつも楽しそうに患者様との関わりや仕事内容を話してくれました。
また親戚の兄自身もつねにキャリアアップを考えており、仕事を楽しみながらも熱心に打ち込み、自身も成長し続ける事の出来る看護職に惹かれたのだと思います。
また幼いころから祖父母との関わりが多かったのもあり高齢者と接する事は凄く楽しく感じていました。
高校卒業後に看護体験に参加したのですが、実際の現場は思っていたより忙しい印象でしたが、そんな中でも治療に携わり、患者さん、ご家族とコミュニケーションを大切に思いを聞きながら対応し治療、命に関わりながらも笑顔を作りだせる看護師の姿に感動しました。
自分も看護師として現場で働いてみたい、人と関わりながら多くの事を学び成長していきたいと思い看護師を目指しました。

訪問看護師として安全と安心を提供し利用者様の笑顔が見られることにやりがい

私のお仕事は訪問看護です。在宅療養されている利用者様のご自宅が主な現場となります。在宅療養ではさまざまな環境、疾患や障害、不安を抱えて生活している方が多いです。その為、在宅での生活が続けられるように環境を整え、不安を軽減できるようサポートすることが必要となります。訪問看護師として安全と安心を提供し利用者様の笑顔が見られることにやりがいを感じます。在宅では一人一人のその人らしい人生を送る事が出来るように寄り添っていく看護の力が試されると思います。在宅療養での楽しさや苦しみも利用者さんと一緒に過ごしていくことができる看護がやりがいでもあり難しさでもあります。その為看護を提供し利用者と共に笑いあえる瞬間はとても良いものです。

訪問看護師として大切にしていること

訪問看護師として私が大切にしていることは2つあります。1つ目は訪問看護は利用者様の生活の場で看護を提供します。その為、生活の質を上げる為には利用者様の価値観を1番に尊重するように心がけています。利用者様の不安や悩み、表情などを観察し、その人が在宅でどのように過ごしていくのかを寄り添って共に考え、本人が決定した事を尊重し支援しサポートしていく事を大切にしています。2つ目はステーションスタッフ間のチームワークを大切にしています。スタッフ全体で利用者のことを考え支えていく事でより質の高い看護を提供することができます。また良いチームワークの関係が築けていると自然とヘルパー、ケアマネージャー、訪問診療医など他職種との連携も良好になりやすいです。なによりチームワークがいい職場は働いていても楽しいですしね。

一人でも多くの笑顔を見ることを目標に訪問看護師としての価値

2025年の日本は、団塊の世代が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という、超高齢社会を迎えようとしています。多死社会が予測される中、病院ベット数の限界、社会財源の問題などがあり在宅で最後を迎えたい患者の思いに対応する必要があると考えています。また入院在院日数も短縮しており、在宅利用者の重症度も上がっています。在宅療養へのニーズは高まり、癌の終末期、重症心不全、独居の看取り、小児疾患、精神疾患など幅広い分野に対し看護の力が必要とされています。その為、家に帰りたいと思う「すべての人に家に帰る選択肢を」提供し利用者様から家に帰る事が出来た喜び、家で家族と生活出来る喜び、家で自分らしい生活に戻れた喜びが聞かれ、在宅で一人でも多くの笑顔を見ることを目標に訪問看護師としての価値を発揮できればと思います。

これから看護師/起業家を目指す方へ

Ryuichi Yamakawa

山川 竜一

株式会社 ゆいんちゅ 代表 起業家
2006年3月 卒業

同じ目標を持って、共に頑張った仲間達との出会いは、これからの財産となります。知識や技術だけではなく感謝と人との出会い・繋がりの大切さを学び、一人でも多くの看護師が誕生することを願っています。